2016年7月2日
エクステリアプランナーという資格について

ちなみに私はエクステリアプランナー2級を持っております。

お客様の中にはエクステリアプランナーさんを指名で、というお客様もいらっしゃるのですが私的にはこの資格はあんまり意味のない資格の内の一つではないかと思います^^;

まず、国家資格ではなく、単に公益社団法人日本エクステリア建設業協会公認の資格であるということ。

次に、2級程度ならエクステリアの事を何も知らない人でも、教本を見て少し勉強すれば簡単に受かるレベルの資格だということです。

教本の中身もそんなに為になる事が書いてあったという記憶はありません。

「箔」なんでしょうね、ただの・・・

私もそれが欲しくて受験したようなものでしたし。

プランニングなどは何件も何件も外構に携わって初めて得られる能力だと私は思います。もちろんその人自身の感性もあるのでしょうが。

いくらプランニングがすばらしくても「たくみ」の作るような高級な外構を欲している人はほとんど存在しないでしょう。TVのように特別格安でやってくれるなら別でしょうが。

私は毎日の人や車の動線を第一だと考えています。ムダが嫌いだから使い勝手を優先させてしまいます。

ということで、プランナーによって考え方は千差万別だという事と、エクステリアプランナー資格保有者というだけでは何の意味もないという事です。無いよりは少しマシ程度だと思ってください。

他にも持っている資格の中でブロック塀診断士なんかも、同じく公益社団法人日本エクステリア建設業協会公認のものなのであまり意味はないでしょう。

数時間の講義と簡単な試験で貰える資格でしたし、なんといっても手で揺らして動いたら危険なんて素人でも解りますよね。そういうことです。

意味を有するのはやはり国家資格の、土木施工管理技士や造園施工管理技士とかくらいでしょうかね。

合格率も結構厳しいですから・・・

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