当社ではLIXILさんのテリオスポートⅢを主に取り扱っていますのでテリオスポートを基に進めていきたいと思います。
まず、耐積雪強度によって1500タイプや3000タイプや4500タイプなどの種類がありますが、屋根の1m2あたりに対する荷重が1500N(ニュートン)や3000Nまで耐えますということを表しているのです。
といっても私もよく解かり難いので噛み砕いて説明すると・・・とにかく新雪の比重が0.3なのでそれを基に計算して1500タイプなら雪深50cm、3000タイプなら1mまでという根拠からきています。
ここで重要なのは「新雪の比重で計算して」です! あくまでも圧雪とかの水分を増した雪なら比重は倍の0.6とか更に0.8まで重量が増します。 当然その比重が重い分は雪の深さが少なくても1500Nや3000Nを超える事になりますので、そこをよく理解した上で雪降ろしを行わなければいけないということです。
山形では基本的に3000タイプが多く売れますので、お客様にはカーポートの破風上より60cmを超えるようなら雪降ろしした方がいいですよ、とお伝えしています。
他社さんからご購入されて詳しい説明は受けなかったという方も、ご参考までに上記の事を覚えておいて下さい。