2016年6月3日
ポリカ屋根の一般型カーポートについて

今から15~30年前くらいまではアクリル製の屋根材を使用していたカーポートが、現在では割れにくいポリカ製が標準になっています。

積雪強度も昔は一般型といわれる積雪20cmにしか耐えないというものから100cmまで耐えられるものも出てきました。

山形県内で見るポリカ製のカーポートのほとんどは、昔の一般型がそのまま残っているというのが現状みたいです。

当社は12年くらい前から積雪地型の折板カーポートを主力として考えるようになり、今では100%積雪地型の積雪1m仕様以上のカーポートしか販売しないようになりました。

折板は工場の屋根みたいだ・・・とか、暗くなるから・・・と、お客様からは敬遠されがちでしたが、山形市内でいうとみはらしの丘や嶋地区などの新興住宅地に折板カーポートが建ち始めると瞬く間に折板カーポートが主流に変化しました。

未だにホームセンターさんや他の業者さんが一般型を売り続けるのは一向に自由なのですが、山形は確実に積雪地なんだということは紛れもない事実なのと、山形県自体も積雪1.2m以上(積雪1mでも柱に雪降ろしの目安が書いてあるものなら大丈夫)のものを推奨しています。

単純に危険だから!です。

お正月休みが終わり会社に出社すると必ずといって良い程すぐに電話が鳴り、一般型を他社で建てたのだが屋根が潰れたとか屋根が傾いたので撤去して欲しいという依頼が入ります。

まだ人的被害には運よく出会ってはいませんが、へたをすると潰れていたのは車ではなく・・・という事態になりかねませんのでこれから検討するという方は必ず積雪地型をご購入して頂けるようにお勧め致します。

ただ、どうしても片側にしか柱を設けることが出来ずサポート柱も邪魔になってしょうがないという現場の方は、とにかく雪の重さを甘く見ないで雪降ろしを細目に忘れずするように心掛けましょう!!

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