今朝の大阪地震で小学生の女子が亡くなられたようで、同じ年頃の子供を持つ身としては非常に可哀相なニュースでした。
地震により倒壊したブロック塀の下敷きになり亡くなられたとのこと・・・
多分、35年前くらいにおきた宮城県地震より前に積まれたブロック塀だったのだと思います。
宮城県地震でのブロックの倒壊による死傷者が多かったので、ブロック協会が鉄筋を配筋して施工するように強く啓発するようになったからです。
だったら何故古い危険性のあるブロック積みされた物件は放置したのでしょうか?
所有者の金銭的負担が原因でなかなか新しいブロック塀に出来ないんだと思いますが、自身の所有物が他人に被害を及ぼす可能性を無視しているのは罪だと思います。
地震は天災だから・・・などという言い訳は亡くなられた方の遺族にとっては何の意味もない無責任な言葉でしかありません。
尊い命から再度我々は学ばなければいけないのだと思います。
これを読まれた方々はご自宅に危険箇所が無いか敷地を一周してみることをお願い致します。
今回の地震で亡くなられた方々に深く追悼の意を表します・・・
我々施工する側の人間も危険な物件を見かけたら注意するくらいの気持ちでいくことにしたいと思います。