2017年12月29日
カーポートの雪降ろしについて(重要)

当社でお買い求めいただいた折板カーポートだけの問題ではなく、全てのカーポートの雪降ろしについてです。

積雪1mタイプの積雪型が山形県内では一番多いとは思いますが、ポリカ屋根の一般型を設置している方には現時点で倒壊の恐れがありますので、屋根に雪が残っている場合は速やかに雪を降ろしておくの

が無難だと思います。

一般型のポリカ屋根のカーポートは積雪20~30cmにしか対応しておりません!

しかもその積雪量は「新雪」で計算した場合の強度です!!

雪の少ない山形市内でもすでに一般型カーポートの強度を超えている現状ですので自衛の雪降ろしはお早めに行って下さい。

積雪1m型以上の強度を持つカーポートを設置された方もこれからの年末年始を過ごすにあたり油断なさらぬようご注意下さいね。

湿った雪は新雪の2倍以上の重量がありますので、4、50cmの厚みでも許容量を超えてしまっているかもしれないからです。

しかも折板カーポートは屋根の周囲に破風が付いているので、通常では見えない折板屋根材の谷の所にある一番重量の重い凍結しかかっている部分を見逃しがちだからです。

雪降ろしは大変ですが屋根の上の雪を全て綺麗に降ろさなければいけないと考えないで、ある程度の重量分の雪を降ろしておこうくらいの気持ちで行うと良いかもしれませんねw

最終的には目視で折板カーポートの梁の部分が撓んできたら許容を超えていると認識して頂けると良いと思います。

メーカーでの強度計算でも梁に荷重を掛けてどのくらいの重量で撓むかを測定基準にしているようですので・・・

安全に使ってこそのカーポートですので、倒壊させないようお気を付け下さい。

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