カーポート・車庫・ガレージ・駐車場・・・いろいろな呼ばれ方がありますが、アルミ製とスチール(鉄骨)製の2種類に分類されると思います。
鉄骨は錆びる、アルミは錆びない・・・これだけ見ると断然アルミ製のカーポートの方が優れています。
当社は積雪地である山形市内の業者ですが、ほとんどの場合アルミ製のカーポートをお勧めしますし、お客様もアルミ製のカーポートを選ばれる方のほうが断然多いです。
では、何故鉄骨カーポートが廃れないのか?
答えはアルミと違い溶接や補強が容易に出来るので変形や特殊な現場にも柔軟に対応出来るからです。
お客様の要望に応えられる!ここが加工や強度に限界のあるアルミとの大きな違いなのです!
ところで、価格面では結構な差でアルミ製カーポートの方が優位です。やはりLIXIL等の大手メーカーが大量生産しているのと、ユニット単位でプラモデルのように技術のある人なら組み立てられるからでしょう。
鉄骨カーポートは部材の重量の関係で輸送体制が整わないのが問題だったり、クレーン車がどうしても必要だから経費がかさみやすい所が難点なのです。
結論は個々様々でしょうが、私個人の見解は1台用・2台用なら断然アルミ製カーポート。3台用・4台用でも中柱がある連結タイプでもいいならアルミ製カーポート。3台用以上で中に柱を設けられず左右計4本か6本までしか柱を建てられない場合か、アルミでの加工限界以上の変形である場合のみ鉄骨カーポートというところでしょうか。